04721-170331 早野龍五先生写真展「之圖。」最終日レセプションとスズキ・メソード
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物理学者で東京大学教授の早野龍五先生(@hayano)が3月1日〜31日に開催した写真展「之圖。」の最終日。六本木で行われたレセプションに参加しました。 RICOH GR II
早野先生はスズキ・メソードの会長。スズキ・メソードは、譜面を使わず耳で聞いて覚えた曲をそのままヴァイオリンで弾く方式でレッスンする演奏教育方法。いわゆる「耳コピ」教育法。葉加瀬太郎さんもスズキ・メソードのご出身。現在は、世界46カ国で、ヴァイオリンのほか、チェロ、フルート、ピアノも教育されています。 スズキ・メソード音楽教室| 公益社団法人才能教育研究会
スズキ・メソード音楽教室のホームページ。ヴァイオリン、チェロ、ピアノ、フルート科の教室案内や紹介www.suzukimethod.or.jp
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shioは3歳から数年間、スズキ・メソードでヴァイオリンを習いました。いま、譜面なしで耳で聴いた曲をそのままヴァイオリン、フルート、ピアノで弾けるのは、幼少時にスズキ・メソードでヴァイオリンを習ったおかげ。
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音楽は音から。言語は音から。音符や文字は後から付け足すもの。そういえば、英語に限らずどの国に行ってもその国の言語を聞いたまま真似する方法でそれらしく発音できるのも、スズキ・メソードのおかげだと思う。
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また、周りの人が喋っている音が聞こえてきたときに脳内で巻き戻して「再生」し、意識的に聞いていなかった部分まで脳内で「聞き直す」ことによって言語として認識できるのも、たぶんスズキ・メソードのおかげ。
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早野先生は4歳から高校入学まで、スズキ・メソードを開発した鈴木鎮一先生から直接ヴァイオリンを習ったそうです。12歳の時には第一回アメリカ演奏旅行(テン・チルドレン)のメンバーに選ばれています。
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レセプションではそんな早野先生がジャズバンドとともに、ヴァイオリンを披露してくださいました。しっかりした音程とリズム感。さすがスズキ・メソードで「母語」としてヴァイオリンを身につけていらっしゃいます。
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加えて、バンドで演奏した浅利史花さんのジャズギターが素晴らしかった。福島県立福島高校のJazz研究部出身で、大学卒業後、プロとして活躍中。応援します。 浅利史花のブログ
浅利史花さんのブログ「浅利史花のブログ」です。最新記事は「2017年 4月の演奏予定」です。ameblo.jp
知性に満ちた温かい演奏と笑顔に満ちた会話を楽しませていただき、六本木の夜を後にしました。早野龍五先生、東京大学御退官、おめでとうございます。
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